空気でお湯を沸かす?!『エコキュート』それは、地球の空気でお湯を沸かす新しい給湯システムです。これまでのように火や電気の熱を使って直接、水を温めるのではなく、空気中にある「熱」を利用してお湯を沸かします。

エコキュートは、空気を熱源として利用する、今までにない、全く新しい「ヒートポンプ」方式。まず、空気を取り込み熱を吸収し、さらにその空気を圧縮機(コンプレッサー)で圧縮することでさらに高温にします。この熱を利用することで約90℃のお湯を沸かすことができます。

従来の方式にかわって、エアコンなどに利用されていたヒートポンプ方式を採用することで、効率が飛躍的にアップしました。電気だけでお湯を沸かす方法に比べて、空気を利用することで、3〜4倍もの熱をつくることが出来るようになったのです。従来は100%電気でお湯を沸かしていましたが、ヒートポンプ方式では、圧縮機で空気を圧縮することにだけに電気を使うので、エネルギー消費が減り、光熱費の削減になるのです。
ヒートポンプ方式による省エネ効果で、温室効果を引き起こす二酸化炭素の発生量を抑えられます。
また、空気から熱を吸収し、運搬し、水にその熱を伝える働きをもつ冷媒には、今までのフロンの代わりに二酸化炭素を使うことでオゾン層の破壊を防ぐことが可能になりました。ちなみにこの二酸化炭素は工場などで排出される副生ガスをリサイクルして再利用しているので、まさに環境にやさしいしくみと言えます。
家庭で使う電気の給湯にしめる割合は、実に1/3。この部分を空気の熱を利用することで1/3〜1/4にまで省エネします。また、夜間の安い電力を使い、お湯を貯えておくので、光熱費も大きく節約できるのです。